知っているだけでできることがある
ただでさえ何もかも初めての子育てなのに、第一子には聴覚にハンディがありました。
言葉に表現されることがないかもしれない、
その子の心の声を、ちゃんと聴ける親になりたい。
そう思ったのが、母親としての原点でした。
そしてそれは今思うと、今している仕事の原点でもあります。
いつも手を繋いで守ってあげることができていた息子たちは成長し、
それぞれに社会に出てきました。息子だけを守ればいいのではなく、
社会全体を、みんなが住みやすいものにしたいと思っています。
どうしたらいいか知らないから気づけなかったりできないことはたくさんあって、
世の中優しい人がたくさんいるのだから、知ってさえいればできることがたくさんある。
そう思うので、聴覚障がいの啓蒙活動に取り組んでいます。
そしてそれは聴覚障がいだけでなく、
もっというとハンディのあるなしにも関係なく、
社会全体を「思いやり」と「想像力」に満ちた優しいものにするための活動です。
活動内容
実績講演テーマ
・伝わるように伝える
・子供たちの心の声を聴いていますか?
・親子の笑顔が増える魔法の質問
・子供がやる気になる質問
・自分を知ることで見えてくる、子供への視点
活動履歴
- 兵庫県立北須磨高等学校ESO活動講演会(1・2年生対象)『防災と聴覚障がい理解~誰にとっても身近な障がい~』
- 錦城地区人権教育研究協議会リーダー研修会『防災から人権を考えよう~今の私にできること~』
- 令和3年度 手話通訳者・要約筆記者zoom合同研修『伝わるように伝えるとは』
- NPO法人 アフタースクールにじのいえ(小学1年生から6年生)『そのとき、なにができるかな?』
- 令和3年度 兵庫県立淡路高等学校授業『防災と障がい理解~「まさか」は「いつか」』
- 朝霧人権リーダー研修会「優しい社会にするために、今の私にできること」
- 第39回全国ろう学生の集い・分科会「なりたい自分になるための5つのマインド」
- 平成30年度加古川市立浜の宮中学校人権教育部研修会「心の声を聴き、心の声を届けるために」
- 島根県立益田翔陽高等学校 平成29年度教職員対象特別支援教育研修
- 平成28年度聴覚障害者関係施設等中堅職員研修 「いきいきとした職場にするために」
- 滋賀県立聴覚障害者センターさま 「心の声を聴く、伝える、とは」
- 大阪ろうあ会館さま 職員研修 「職場でいきいきと働くために」
- 須磨区聴力言語障害者福祉協会さま 「こころの声はきっと聴こえる」
- 全国手話研修センターさま 新入社員研修 「相手の真意を聴く」
- 近畿地区聾学校PTA連合協議会さま「だいじょうぶ~心の声が聴こえるよ~」
- 聴覚障害者関係施設等 管理職員研修「伝わるように伝える」
- 公益社団法人姫路市救急医療協会さま「見えない看護の心を考える」
- 吹田市難聴児親の会さま 「魔法のしつもん講座」
- 滋賀県PTA連絡協議会さま
- スクールアシスタント研修会「子供の本当の姿を見ることが支援の第一歩」
- 加古川市教育委員会さま
著書
息子たちが成長してくる中で、思うことはたくさんありました。
その一つ一つを忘れないように書き留めておいたものを書籍にしています。
その一つ一つを忘れないように書き留めておいたものを書籍にしています。
1冊目は主に聴覚に障がいのある長男との関わりの中で、
感じたこと、気づいたこと、学んだことを書き記しました。
同じように大事に育ててきた次男のことを2冊目として出版しています。
「だいじょうぶ ~心の声が聴こえるよ』美月ここね
「だいじょうぶⅡ ~”きょうだい”へのラブレター』美月ここね